「人気選手流出」「長期不況」で揺れる日本球界の将来はどうなる!? 今回は「変革した米国」と「変革しない日本」を対比。
様々な問題を抱えながらも国民的娯楽として不動の地位を築いたメジャーリーグビジネスの真実を明らかにするとともに、日本球界がそこから得るべきビジネスモデルを模索。
野茂投手への単独インタビューやベースボールビジネスマンに対する密着取材を通じて「夢売るビジネス」のあるべき姿を探し出す。
番組では、日本人メジャーリーグ進出のパイオニアである野茂投手に単独インタビュー。
渡米8シーズン目を迎えたメジャーリーガーの眼から、改めて日米プロ野球の違い、ベースボールビジネスの真実を聞いた。
野茂投手を呼び戻したドジャースだが、成績は長期低迷中。しかも、巨額の赤字を抱えている球団のひとつである。
名門復活と経営健全化を目指す新任のGM=ゼネラルマネージャーのエバンス氏にカメラが密着し、ベースボールビジネスマンの生き方を描く。
エバンスGMによる「野茂・石井獲得=ジャパンマネー戦略」は果たして、球団経営の立て直しに結びつくのだろうか?球団経営の主役・GMの開幕へ向けた動きを追った。
また、「あすのGM」を夢見る日本人の若者もメジャーに参戦している。
メッツで小宮山投手の通訳を務める岩本さんは、ベースボールビジネスマンの頂点・GMを目指す28歳の元高校球児。
メジャー新人・小宮山投手を支える岩本さんの奮闘振りに密着した。
メジャーリーグビジネスが、年棒高騰や球団経営の格差拡大など、いくつかの問題を抱えながらも、100年以上もアメリカ国民から「パスタイム=国民的娯楽」として支持されてきたのは何故か?メジャーリーグビジネスの強さの理由を追う。
一方の日本プロ野球界。親会社ダイエーの経営不振のあおりを受けて、球団運営が危ぶまれていると思いきや、「福岡ダイエーホークス」のホームグラウンド、福岡ドームには連日熱気があふれている。その球団経営の強さに迫る。
「巨人戦放映権料」と「親会社の保護」がないホークスによる「ピンチはチャンスなり」を地で行くサクセスストーリーの裏側を取材。
シーズンオフ、オーナー解任の危機にさらされた中内正氏と、ホテル経営のプロと言われる敏腕球団社長の高塚氏によるあの手この手のサバイバル経営。
王監督とともに計画する「台湾への公式戦誘致とアジア戦略」など「逆転の経営戦略」の全貌を解明。経済的な自立を追い求めて悪戦苦闘する球団経営者の苦闘を描く。
あの解任騒動とは何だったのか?オーナー・中内氏を独占取材し、福岡ダイエーホークスの今の姿を浮き彫りにする。