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2024年1月5日 放送 第1096回
ニッポンの風をつかめ!~巨大洋上風力の最前線~
放送内容詳細
日本最大級の洋上風力建設現場に潜入!若き女性現場監督に密着
2023年夏、北海道石狩沖で高さ196メートルの巨大風車を14基設置する洋上風力発電所の建設工事がスタートした。現場に投入されたのは、清水建設が約500億円かけて建造した世界最大級のSEP船「BLUE WIND」。全長142メートル、サッカーコート1面分の広さを持ち、洋上でタワーの設置からブレードの取り付けまで一気に行える巨大作業船だ。約120人が乗り込み、24時間体制で工事が行われている。最大の特徴が、長さ90メートルの「レグ」と呼ばれる4本の脚。レグを海底まで伸ばして固定し、船体を海面から持ち上げることで、洋上でも波の影響を受けずに風車を建てることができる。その巨大プロジェクトで、現場監督の1人に抜擢されたのが、入社4年目の垣谷優月さん。建設現場に出るのは、今回が入社後初めてだ。9月上旬、残り2基となったSEP船の最後の航海に、ガイアのカメラが初めて潜入。果たして垣谷さんは、無事に風車を建て終えることができるのか。難航する巨大風車の建設現場に独占密着する。
風の力で水素を作って航行する「ゼロエミッション船」に挑む!
海運大手の商船三井が取り組んでいるのが、風と水素で走るゼロエミッション船を開発する「ウインドハンタープロジェクト」。海の風で推進することで水中のタービンを回して発電し、その電力で海水から水素を作って船内に貯蔵。風が弱い時は、蓄えたエネルギーでプロペラを回して航行する仕組みだ。リーダーは、商船三井技術研究所の所長、島健太郎さん。長崎県の大村湾で実証用ヨットを走らせ、船内で水素を生成・貯蔵する実験を行っている。商船三井は、2030年に大型の水素生産船を建造し、洋上で作った水素を陸に供給する計画を立てている。果たして、化石燃料を使わないゼロエミッション船は実現できるのか?
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最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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